第1話 狂気の人形


セッション6 乱入! 不法侵入者は知りたい年頃


遂に男爵邸に忍び込んだPCたち。彼らはまず一階の探索を進め、@(参照)の部屋の前に来ました。

レーン:この扉は何だろう? ジェフ、この扉『聞き耳』してみて。
ジェフ:成功。何かいそう?
GM:ううん、聞こえない。
チャカ:開けろ!
コレガー:「開け、ゴマ!」といって開いた試しはない。
レーン:開けたよ。
GM:ふむ、ここは倉庫。酒樽や食料とかがあるよ。
ウィリアム:めぼしい所は?
レギオス:地下室の扉を探す。
GM:(気づいてくれたか)『盗賊スキル』して。スカウトじゃない人は-20%ね。
レーン:09、成功。盗賊は?
ジェフ:……失敗。
コレガー:スカウトいらない便利なパーティー。
エフ:悲しきスカウト。
GM:えとね、酒樽なんかをのけると、ジャガイモとか保存している所あるじゃん。そういう扉がでてきたよ。
エフ:開けてみようか?
レーン:おーし、入ってみよう。
GM:開けるとそこにはジャガイモの代わりに階段があった。
一同:おぉー(何に感心しているのだろう)。
パラス:盗賊、先に行って調べてきてくれ。
ジェフ:当然だ。暗いのかな?
レーン:はい、火どうぞ。
エフ:よし、地下室に突入だ!
GM:君たちが降りるとこうなっている(地図参照)。
エフ:扉か。開けてくれ。
ジェフ:成功。開いた。
GM:とりあえず鍵は開いた。
ウィリアム:罠はないね?
ジェフ:『罠感知』!……失敗。
レーン:スカウト、責任を取って開けるべし。
ジェフ:当然開けるよ。
トト:ギギー。
GM:開けると中からは崇高で華麗な音楽と共に、地獄の底から響いてくるような音楽が聞こえてきた。
ウィリアム:これは何か神殿のような気がする。
GM:その通り。ちなみに祭壇の所には大きな、君たちの三倍はありそうな石像と、大鎌を持ってローブをまとっている等身大の銅像が2体立っている。
エフ&コレガー:パオーン、パオーン!!
レーン&ウィリアム&レギオス:像を見る。
パラス:プリーストとして解らない?
GM:『知識ロール』。
パラス:プリーストとして解らないの?
GM:『知識ロール』。
エフ:まあ、どう見ても悪の権化でしょう。
GM:成功した人は思い出す。これは暗黒神ファラリスの右腕から生まれてきた”ファラリスの息子たち”の内の長男で、暴力の神として知られるキシオムバーグといわれる暗黒側の神だよ。
レーン:GM、ショートボウ用意、撃つ!
GM:何に?
レーン:キシオムバーグの像に! 当たり。
GM:当たったけど何の反応も起こさないよ。その代わりといっちゃ何だけど、2体の銅像の鎌が銅から鉄の輝きに変わり、祭壇から飛び降りて君たちの方に襲いかかってくる!
コレガー:ピンチ!
GM:さあ、戦闘だ。

 戦闘は当たればダメージの大きい大鎌コンビ対、口と数で勝負のザ・PCズ。ラウンド数はかかったものの大鎌コンビを地にひれ伏させました。もちろん負傷した傷は『癒し』の呪文で回復しておく。ここはプリーストが3人もいるという強みですね。

レーン:ほんじゃ出ないか?
ウィリアム:出る。
パラス:調べても何もなかったの?
GM:まだ何も調べてないじゃない。
レギオス:調べる。
GM:『盗賊スキル』で、-20%。
レギオス:カラコロ……成功。
GM:成功? それじゃ、この像はなかなかよくできているね。石像のくせに腕の部分なんか動きそうだ。
コレガー:ポリキャップ?
GM:うん、実はそうなんだ……って、違うって。それでレギオスが調べていると手に持った剣がガシャンと落ちてきた。
レギオス:よける。
GM:よけた。すると、下で歯車の回る音がして、ここの階段が(図参照)、ここを軸として回転した。つまり、更に下に続く道が出来たわけだ。
一同:乱入!

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