陶土による立体作品を中心に制作してます

粘土ワークは、形を自由に、素直に、そしてダイレクトに表現できるので、とても気に入っています

一般的に粘土ワーク、というと、従来の陶芸や彫刻のテラコッタをイメージするでしょう

しかし私は、、こういったジャンルの壁は必要ないと思っています

創りたい形を表現していくことが大切で、素材は形に合っていればそれで良いと思うのです





初めの頃は、球体で、再生や輪廻を現した作品を多く造りましたが、2002年頃からは、

形にこだわらず、自分の中の宇宙観を造りたい、と考えるようになりました

宇宙観を造るとは、私の中の潜在意識を引き出して、自分でも気づかないことを形にすることです

新しい作品が生まれるときは、何日も何日もそのことを考えるのですが、

答えが出てくるのは、ふっと気を抜いた瞬間・・・その形が初めからあったかのように現れる・・・

でもその答えを、いつも納得できるようには造れないのです

だから創り続けるのかもしれません

  これからも・・・