0世界大統領の夢日記
2016年09月12日 月曜日 ← △ → topへ
● ニュースぐらい無料で見てもいいだろ!
スペインで闘牛禁止デモが行われたそうです。
素晴らしい。しかし、これも必然です。
我々は貧しい時代から始まりました。娯楽も無かった。
しかし今は娯楽に溢れていますから、闘牛という娯楽は無くても困らない。
しかし、しかし
闘牛禁止になったら闘牛で食っているマタドールはどうなるのでしょう?
勝手に転職しろ?あまりにも雑な扱いです。
どれだけ時間をかけて闘牛士になったか、天職から転職は難しいでしょう。
ワイは闘牛士やめへんで!と反発必須、牛は反芻ですよ。
これがもし、働かなくても生きていける世界なら
「確かに牛さん可哀想だ、牛もモーイヤダと言っている
明日から自分探しの旅に出よう」
こういう選択を選びやすくなるでしょう。
そして、元闘牛士はやりたい事をします。
天体観測がしたかったんだと、趣味で天体観測を始めます。
おや?あの星はなんだ?知らない星だぞ?
写真に撮って天体博士に送ります。
ピザに舌鼓を打つ天体博士、送られた写真を見て「こ、これは…」
地球に壊滅的ダメージを与える彗星の発見です。
天体博士は焦り過ぎて死んでしまいますが、国は早期に手を打つ事ができ、
地球の壊滅的危機は最小限のダメージで済みました。
これはハリウッドで実在したお話です。
例えがフィクションなので説得力はありませんが、
では、ノンフィクションの話をしましょう。
昔、鳥インフルエンザが流行った時に、
養鶏場を経営していた老夫婦が自殺するというバッドエンドがあったと思います。
老夫婦は鳥インフルを隠したという事でバッシングにあいました。
しかし隠したのは、
「国民を鳥インフルに感染させてやるグヒヒヒ」という思いからでしょうか?
老夫婦だって好きで鳥インフルに感染したんじゃないはずです。
公表したら経営破綻か大借金か、自分達は老夫婦
どっちにしろ死ぬしかない、という面があったのではないでしょうか。
もちろん、生きる力に長けたプロフェッショナルの方々にしてみれば、
「老夫婦であろうとも様々な選択肢がある、自殺などもってのほか!」と、嘆くでしょうが、
全ての人が生きる力に長けたプロフェッショナルではないのです。
プロフェッショナルが助言するにしても、死んだ後の登場では意味がありません。
夫婦でずっと頑張って来て、恐らく数えきれないぐらい多くの人が
そのチキンのお世話になっていたはずです。
そんな老夫婦が、不幸な不運から首吊りを決意し、実行まで追い込まれる。
これがもし、働かなくとも生きていける世界なら、
「鳥インフルに感染してしまった、公表しよう、わしらの肉を提供するわけにはいかん崎」
最初からこのような選択肢を選ぶ事ができたでしょう。
とりあえず引退して、他の養鶏場や後継にアドバイスをしたり
「こうして私達は鳥インフルに感染した」と啓蒙する事もできたでしょう。
これは何も、過去に一度起こっただけの話ではありません。
現在進行形で起っていますし、これからも起こり得る事です。
例えば、一年ほど前、あのWHOが
ハムやソーセージを毎日食べると発癌リスクが上がるとの発表をしました。
これに対し、食肉業界は即反発ですよ。そりゃそうです、
人類が食わなくなったら、自分らが食っていけなくなるんですから。
そして今は、そんな発表は無かったも同然状態ですよね。
これが働かなくても生きていける世の中ならば、
食肉業を辞めないにしても、即座反発なんてする必要がなくなるんです。
発癌リスクが上がる?マジかと。みんな食べ過ぎない方がいいかもしれんよと。
これぐらい言える余裕が出来る。『人類のため』、が優先されるんです。
(この点に関しては、ただ働かなくても生きていけるでは駄目だと思いますが)
(先に言ってしまうと、これが全人類の給料を同じにする理由の一つです)
ちょっと前にもありました。車の燃費偽装。
これは人類を騙したいというよりも、他社との競争に負けたくない故でしょう。
競争と書きましたが、これは戦争です。断じて競争ではない。
戦争は何も銃で人を殺すだけではないんです。
戦争は人類のためではなく、極小さな自分らの所属する団体のため、
暴利のためか、生き残るため。
働かなくても生きていけるのならば、生き残るための戦争はしなくて済むんです。
働かなければ生きていけない世界においては、
私達は生きるために、
要らない物を売りつけようと躍起になったり、騙したり、戦争を仕掛けたり
時には明らかに人類のためにならない事でもしなければならない。
そんな立場に追い込まれる事もあるのです。
2016年09月12日 月曜日 ← △ →