2015年 12月07日 月曜日 ← △ → topへ
「暴れ山」誕生秘話−始まりは人間になりたい熊だった−
非常に興味深い誕生秘話を公開する場を設けていただけて私も幸せで
ございます。さっそく参りましょう、ジャジャン!何となく言ってみた
かったです。始まりはそうさなぁ、2011年。そう言えば5年かかったみた
いに書いてましたが計算ミスでした。4年ですね。オリンピック級の大作
ですよ。当時の私の担当さんは青年誌でしたから青年誌での復帰に向け
て私も漫画を考えていたわけです。やはり青年誌だからサラリーマンも
のにしようと。こうして考えたのが「サラリーマン〜勝利の方程式〜」
です。世にある「こうして儲かる!」本商法みたいな意識で考えまし
た。ネームを8〜16ページぐらい作ってFAXしたところ、早速ボツでし
た。幸先のいいスタートです。そんな簡単に通ったら舐めてんのか!と
ペンを折るところですからね。ご飯に鼻くそを放り投げて出したら美味
い!と言われたらコックとして自信を無くしてしまいます。誤解を招く
表現をしてしまいました。私は社運を賭ける思いで「サラリーマン〜勝
利の方程式〜」をひねり出したと思います。ネームとしては適当に見え
るかもしれませんがそれは水上の白鳥、水面下では必死に足をもがくよ
うに熟慮に熟慮を重ねているのです。それは担当さんも察してくれてい
るのでしょう。でもつまらないんだペペペペペロ君と。当時はペペペペ
ペペロ君ではないでしたね。この脱線ぶりが止まらない。私が鈍行な理
由の一つでもあります。続けましょう。担当さんとしてもペロが必至こ
いてうんこをこねているのを想像するわけです。こんな、うんこを一生
懸命作って出されても申し訳ないんだと。ボツにする身にもなってくれ
と。私もこちらこそ申し訳ない思いでいっぱいです。ネームも催促され
てから提出するまで非常に時間かかりましたから、何日かけてこねてん
だよペロ君!という思いもひとしおでしょう。でも待って下さい、現状
のこの有様。102日、いや4年かけてやっとこれです。そんな鈍足な私が
当時どれだけ全速力だったかわかると思います。ここで数行前に戻りま
しょう。うんこを一生懸命作って出されても申し訳ないんだと。そこで
担当さんも、ネームとして完成させなくていいから、キャラだけ沢山
作ってみてと、おっしゃっていただけました。
これが「暴れ山」の始まりだったのです。 つづく