当院の患者さまで、山と花や木をこよなく愛する
アマチュア登山写真家、西垂水静美さんが撮影した
貴重な写真の数々をご紹介いたします
ギャラリーSHIZUMI 〜南九州の山・空・花〜
《 vol.2 初夏の屋久島 》
世界自然遺産として知られる屋久島は、
九州最南端の佐多岬から南南西に60キロほどの位置に浮かぶ、
小さな丸い島です。
車なら2時間程度で島一周が可能で、
走っていると屋久猿や屋久鹿に会えることもしばしば。
。
ここには、九州最高峰の宮之浦岳(1935m)をはじめ
1000メートルを超す山々が数多くあり、
「洋上のアルプス」とも呼ばれています。
様々な表情で訪れる人々を魅了し続ける屋久島。
その美しい自然をどうぞごゆっくりご覧ください。
屋久島は場所によってまったく違う表情を見せてくれる。
登ったヒトだけが味わえる、山頂の絶景!
きっと風も地上とは別格の心地よさでしょう。
「1月に35日雨が降る」といわれるくらい雨の多い屋久島。
雲が立ち上る山並みもまた絶景。
楽しいオブジェに見えてくる岩の数々。
モアイ像みたい!?
亜熱帯から亜寒帯までの気候が、たったひとつの島で見られるという。
様々な緑が目を潤してくれる。
トロッコ廃線跡(トロッコ道)を歩いて山に入る。
このへんまでは「ハイキングコース」といえなくもないが、
この先からは本格的な登山道になる!
樹齢3000年の古株、ウイルソン株は
中が空洞になっていて広さは10畳ほど。なんと、小川が流れている。
年月は自然を面白い形に変えている。
森の中の木々は鬱蒼として、
ただそこで生きているだけで美しい。
空気は湿度に満ちていて、けれど重苦しくはない。
屋久島の森全体が、水を蓄えているよう。
推定樹齢7200歳といわれる縄文杉。
じっと見つめると、どこそこが長老の顔に見えてきて、
やや険しい風格を感じるのは私だけだろうか。
(杉の木の下に写るのは、写真を提供してくださった西垂水静美さん♂です)
ガジュマルと大川の滝(おおこのたき)
海に浮かぶ緑の森、屋久島。
自然の中で生かされている人間を感じる島です。
機会がありましたら、ぜひ静かに訪れていただきたい、
鹿児島の、いえ、世界の「大切な場所」です。
《 vol.2 初夏の屋久島 》 完
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