ソニッケアー・エリートの購入を考えていますが、この製品の音波は、電磁波同様に人の健康に悪影響を及ぼすことはないのでしょうか。また、この製品からは、電磁波は出ているのでしょうか。お教えください。

※当院からのお返事（平成16年2月17日）
　このたびはお問い合わせありがとうございます。
　電動歯ブラシから発生する音波や電磁波については、現時点では把握しておりませんので、商品製造販売元であるソニッケアーのオフィシャルホームページで問い合わせてみます。

　回答があり次第、ご連絡差し上げます。

　今しばらくお待ちくださいますようよろしくお願い致します。

※追伸１（平成16年3月6日）

　上記の内容につきまして早速ソニッケアーに問い合わせ、販売元である（株）ヨシダの担当の方に、調査した上で文章にして回答していただくようお願いいたしました。現在はその回答を待っているところです。

　回答があり次第、質問のお返事としてご連絡いたしますので、しばらくお待ちください。

※追記２（平成16年7月26日）

　ご質問をいただき、日本の正規販売代理店である（株）ヨシダの担当者（ミヤモト様）に問い合わせ、「検討してご回答いたします」とのお返事をいただきましたが、その後連絡がありませんでした。

　約2ヵ月後（5月）に当院より再度確認の連絡をいたしましたが、担当者より「検討してご回答いたします」と同じお返事をいただき、その後何の返答もいただいておりません。

　大変心苦しい限りですが、正規代理店の対応がこのようであったことをご報告申し上げます。

　以上、当院からの問い合わせに対する（株）ヨシダの対応は非常に不良であったと言わざるをえません。
　これに対して、同じく電動歯ブラシの超音波システマウルトラソニックを販売するライオン歯科材（株）に製品の問い合わせをした際は、その日のうちに文書にて回答をいただいています。
　ソニッケアーの製品としての良し悪しは別として、大変残念ではありますが、（株)ヨシダは製品を使用している方々の声に真摯に応える姿勢にかけていると思われます。

　矯正治療中で、ソニッケアーエリートを購入しました。

　1日3回程度の使用で、ブラケット（矯正装置）のせいか3日間でブラシの毛先が開いてしまいました。
　これまでは格安の電動ハブラシを使用していましたが、ソニッケアーエリートは威力が全く違い、前歯を磨くと唾がはねて洗面台は大変でした。

　格安タイプのブラシは丸かったので、奥までしっかり入りましたが、エリートはブラシの長さも凸凹面もなかなか歯にフィットできませんでした。取り扱い説明書にあるように、ブラシを少し傾けて磨くと歯面全体は磨けない気がしました。ブラシの使い方には「少し円を描くように動かす」とありますが、初心者にはちょっと難しくないでしょうか。
　ワイヤーの上の部分（歯茎に近いほう）にブラシをあてると、ワイヤーを通じての振動がかなり大きく、はじめの頃は頭まで伝わってきました。格安商品よりは静かです。
　
　矯正装置にからまった物や歯の隙間には、ワンタフトブラシと歯間ブラシを以前から使っています。ソニッケアーエリートでこれらのブラシがいらなくなるか!?と大きな期待をしていましたが、いまだにどちらも欠かせません。電動ハブラシを過信しすぎていたかな、と思います。
　使い始めてちょうど2週間になりますが、使用後のツルツル感は毎回感じられますが、いつも磨き残しがあります。
　やはり、手磨きが最善かなとしみじみ思う日々です。

　ソニッケアーエリートをお使いになり、矯正装置がはいっていらっしゃるので、かなり磨きにくかったようですね。
　今のところ音波歯ブラシでは「手早く磨く」「楽に磨く」という期待は叶いますが、「丁寧に磨く」ことは難しいとかんがえています。特に、歯並びの悪い方や矯正装置が入っている方では、ソニッケアーの中でもエリートより4000シリーズ（ウルトラコンパクトブラシ)が適していると思われます。
　最近、ワンタフトブラシタイプの電動歯ブラシ（オーラルケア社のソフニック）が販売されましたが、「超音波」と名前をつけながら超音波は発生していないという問題があり、現在名前の変更と商品の再検討をおこなっているとのことです。このブラシでしたら、丁寧に磨くことができそうですので、矯正治療中の方にもお勧めできるかもしれません。
　ワンタフトブラシと歯間ブラシをお使いとのこと、お口の清掃に気を配っていらっしゃいますね。せっかくご購入なさったのに残念ですが、電動歯ブラシは慌ただしい朝などに使う急ぎ用ブラシとお考えになり、夜は丁寧に時間を掛けて手磨きなさるのがベストでしょう。手間がかかりますが、がんばってくださいね。

　I様のお口は、どちらかというと歯周病による隙間が目立った状態でしょうか。
　もしある程度歯周病が進んでハグキが下がってしまっている場合、ソニッケアーやドルツのブラシの振動は弱ったハグキや露出した歯根面を傷付ける可能性があります。「ハミガキを楽にするため」にこれらのブラシをお使いになるとすれば、振動数をスローにおとしてのご使用をお勧めします。
　ドルツは確かに耐久性と振動のくすぐったさに問題はありますが、マッサージブラシがついているという点で面白いと思います。替えブラシの購入も家電販売店で可能ですので便利です。
　ドルツとアドバンスのいずれもヘッドは小さめですので、くすぐったさを気にしないのでしたらどちらをお選びになっても大丈夫かと思います。
　
　ただし、40代以上の歯周病の方で、電動ハブラシで「歯周病を改善したい」と希望されるときは、音波歯ブラシより超音波ハブラシ（当院ではライオンのシステマウルトラソニック）をお勧めします。
　こちらはブラシの毛先自体は動きが少ないのでハミガキを楽にはできませんが、ブラシの極細毛が歯周ポケットに入りやすく、歯とハグキに優しくあたります。
　ご自分のハグキの状況と電動歯ブラシに何を求めていらっしゃるかによって、機種をお選びになってください。

　お勧めいただいた超音波ハブラシを探しに電気店にでかけたところ、ライオンが見つからなかったかわりにドルツの新製品の展示が目に入りました。皮膚の触感を試したところ、そう悪くなかったので、ためしに買って帰りました。
　ドルツ新機種1023というモデルです。
　実際に使用した結果は予想に反して、結構よいものでした。
　まず、全くくすぐったさがありませんでした。ソニッケアーエリートを使っていた時は上あごの裏側が特にくすぐったくて苦労していたのですが、ドルツ1023にはそれが全くありません。おそらく新しい振動メカニズムのせいでしょう。
　歯垢除去能力はエリートより多少落ちるため、奥歯の裏側などを磨くのに時間がよけいかかりますが、これは逆に歯肉への障害が少ないという利点とも取れます。
　また、ドルツ従来品やソニッケアーアドバンスと異なり、ネックの部分がアーチを形成しているので、奥歯の裏側に届きやすいところも評価できると思います。
　なお、耐久性の点が未知なので、電気店の5年保障を追加購入しました。