パソコンやゲームを長時間することの弊害



パソコンを長時間行うと、
@前傾姿勢になり、脊椎の生理的カーブを崩してしまう。(生理的カーブは図右の通りです。)
A肩をすくめた状態を維持するために僧帽筋(首から肩・背中へとついている筋肉)の緊張状態が続いてしまう。
B目を酷使してしまうために眼精疲労を引き起こしてしまう。(様々な症状の原因となります。)


VDT症候群

Visual(Video) Display Terminal syndrome の頭文字を取り、VDT症候群と呼ばれます。
ではどのような人がなる疾患なのでしょうか。パソコンなどを多用する方がなりやすい疾患です。
VDT症候群では @目の症状 A身体的症状 B精神的症状 が発生します。


視覚負担症状

ドライアイ・充血・視力低下・眼精疲労などがあげられます。

筋骨格系負担症状

首・肩・背中のこり・だるさ、腕のだるさや痺れなども出てくることがあります。
パソコンを使用する場合、その姿勢が首や肩に負担をかける体勢になります。
そうすることで首のカーブが崩れたり首の周りの筋肉が過緊張してしまい、その結果様々な症状が現れます。

精神神経負担症状

頭痛、めまい、だるさ、食欲不振、過食、いらいら感などが起こることがあります。
また、女性はストレスを過剰に感じてしまうと生理不順などの原因になる場合もあります。

治療法

当院では、電気療法や鍼灸療法とともにストレッチ指導も併せて行います
普段からパソコンを仕事などで多用する場合は、1時間に一回でいいので
@外など遠くを見る Aイスから立ち少し体を動かす B一息いれる(他のことを考えたりしてください)
これらを10分程取り入れてください。普段の生活改善も重要になってきます。