青年よ! 妙法の智慧者たれ
2020年05月19日

〈池田先生と共に 新時代を築く〉 青年よ! 妙法の智慧者たれ2020年5月19日

5月19日は「創価学会常住御本尊」の記念日である。

日蓮大聖人は、御本尊を「法華弘通のはたじるしとして」顕された(御書1243ページ)。

このお心に寸分たがわず、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」とお認めの御本尊を奉じ、全世界に妙法を唱え弘めてきたのが、創価学会である。

大聖人は、「此の御本尊全く余所に求る事なかれ・只我れ等衆生の法華経を持ちて南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり」(同1244ページ)と仰せである。

私たち一人一人の生命こそ「本尊」すなわち「根本として尊敬すべき当体」なりと、明かしてくださったのだ。

今、世界が大きな試練に立ち向かう中で、最も大切にすべき原点とは何か。それは、「人間生命」にほかならない。この生命を、誰もが現実の上で尊厳ならしめていける哲理を、私たちは実践している。いよいよ人類の共有財産として示し、伝えていきたい。

「此の五字の大曼荼羅を身に帯し心に存せば諸王は国を扶け万民は難をのがれん」(同906ページ)とも仰せである。

まさに今、“地涌の諸王”たる創価の人材群が、医療・福祉、生活・経済、教育・学術、文化・芸術など、社会のあらゆる分野で大いに献身し、国土の安穏と民衆の幸福に尽くしている。

御本仏の御賞讃も、諸天の加護も絶大であると、確信してやまない。

* * *

使命深き“世界市民の平和の機関紙”を、毎日、配達してくださっている無冠の友の皆さま方に、重ねて心からの感謝を捧げたい。

日本中、世界中の友が創意工夫して励まし合い、前進している英姿は、聖教新聞に日々、躍動している。

地球を結ぶ聖教電子版も、アクセスする国・地域数に、カリブ海の島が新たに加わり、204となったと聞いた。

いずこでも、頼もしい青年が力を合わせ、新しい挑戦を開始している。青年こそ一切の推進力と信頼された戸田先生の励ましを贈りたい。

――勉強だよ。勉強だ。
妙法の智慧者となれ!
社会万般はもとより、全世界の運命の中に自分を置いて、そこから全ての発想をしていき給え!――と。

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御本尊ましますわが家は、たとえ悩みや課題があっても、「常寂光の都」である。

不安の渦巻く世相なればこそ、学会の永遠の五指針――

一、一家和楽の信心
一、幸福をつかむ信心
一、難を乗り越える信心
一、健康長寿の信心
一、絶対勝利の信心

という希望の光を、たくましく聡明に放っていこうではないか!