池田先生と共に新時代を築く 2019年9月16日 |
「蘇生」の力を社会へ世界へ 台風15号の甚大な被害で、千葉では停電や断水が続いております。 重ねて心からお見舞い申し上げるとともに、被災された方々が健康で、一日も早く復旧が進むよう懸命に祈念しています。 * * * ![]() 60年前の伊勢湾台風の折、私は被災地に駆けつけ、健気な同志に申し上げた。 「信心が壊れなければ、必ず蘇生できます」と。 御本仏が、「妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり」(御書947ページ)とお約束くださっているからである。 愛する中部の堅塁の勇者たちは、その通りの実証を勝ち示してくれた。 また、こうした災害の折々に、救援活動に献身してくれる創価の青年たちが私の何よりの誇りである。 今、わが天地に難攻不落の人材城をと、若きリーダーたちが躍り出ている。 男子部の大学校生大会も始まった。頼もしい限りだ。 戸田先生は青年に絶大なる期待を込めて語られた。 「若いうちに、さまざまな苦労を買ってでもやっておくことだ。それが全部生きる時が来るのです」 若さは挑戦だ。題目の師子吼を唱え、まず一歩を踏み出してみることだ。そこから新しい世界が生まれる。 信心は年数では決まらない。「いよいよ」という心の勢いで決まる。「たゆまぬ」行動の持続で決まる。 皆が青年の心を燃やし、皆で後継を育てながら、生まれ変わった生命の息吹で、はつらつと前進しよう! 東日本大震災から8年6カ月を経た東北では、今年も各地で婦人部の「秋桜の集い」が行われる。 地域の友人方もお招きし、希望の福光を明るく賑やかに広げるスクラムである。妻と大成功を祈っている。 * * * 竣工して間もない世界聖教会館の外観を、この14日にも間近に仰ぎ見た。威風堂々たる言論城の尊容である。 礼拝室となる「言論会館」の須弥壇の基底部には、五大陸と47都道府県の石、世界の機関紙・誌と共に、全国の配達員・通信員の方々の名簿が納められている。 まさしく「世界聖教会館さながら無冠の友」であり、「創価の全宝友さながら言論城」なのである。 「力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(同1361ページ) 正義の言論を、希望の対話を繰り広げ、社会へ世界へ、「蘇生」の力を漲らせていこうではないか! |