生命力満々と祈りから出発
23年07月23日

木漏れ日を浴びて、水色の花びらが一層涼しげに、輝いて見える。夏の一日の始まりを告げるアサガオに今月、池田大作先生が都内でカメラを向けた。

アサガオは太陽が昇るのをじっと待ち、明け方近くに花開く。私たちも朗々たる祈りから、朝日が昇るような生命力で出発したい。御書には「朝々仏とともに起き、夕々仏とともに臥す」(新1027・全737)と。朝晩の勤行・唱題こそ、一日を、一年を、一生を勝ちゆく最高のリズムである。
いよいよ夏本番。強盛な祈りを根本に、健康に留意しながら、価値創造と心身錬磨の充実の季節を楽しもう。
池田先生の言葉
勝利の人生、
幸福な人生のために、
何が大切か。
それは、日々、瞬間瞬間、
生命力を満々と
たたえていくことである。
そのカギこそ、
信心である。
真剣なる祈りである。

朝の勤行が大事である。
朝の勤行は
“生命の目覚め”であり、
胸中に赫々たる太陽を
昇らせゆく源泉であり、
この生命の大いなる
覚醒の座から
出発していくならば、
その日一日、
新鮮な「朝」の
息吹をたたえ、
確実な充実と成長の
“一歩”を
刻みゆくことができる。

勤行には“生命の整頓”
“生命の調整”への
働きがある。
不幸の方向へ
行かないように
軌道を整えていく。
また唱題は
福運の“貯金”となる。
雨によって、
芝生の緑が
生き返るように、
生命を生き生きと
蘇生させ、開き、
円満な完成へと
つくり上げていく。
ゆえに、一生涯、
御本尊から
離れてはいけない。

“唱題の人”が
“勝利の人”である。
題目をあげぬいた人には、
諸天が続々と参集する。
最大に幸福の方向へと
導いてくれる。
題目にかなうものは
何もない。

祈りは戦いである。
疑い、実践もしなければ、
仏の偉大な力に
ブレーキをかけてしまう。
祈りは勢いである。
どうか共々に、
白馬が
天空を駆けるように、
軽やかに、すがすがしく、
唱題の声を響かせ、
生命力満々と
広布の活動に邁進しよう。