誠実は最後の勝利を導く力 21年05月30日 |
![]() 陽光を浴びて、街路樹の緑が青空に映える。東京・信濃町の総本部周辺の並木道。「創価学会の日」である5月3日、池田大作先生が撮影した。 今年の「5・3」は、戸田城聖先生の第2代会長就任から70周年。かつて戸田先生は語った。「『誠実』の道をゆけ! 人間としての大道を堂々と歩め!」と。 御書に「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174ページ)と仰せのように、万人を尊敬する人としての「振る舞い」にこそ、一生成仏の証しがある。 自他共の幸福のため、わが信念を堂々と語り抜き、誠実一路に歩みゆこう。 池田先生の言葉 「誠実」に まさる力はない。 誠実は 一時は損のように見えて、 時とともに信頼を得、 福徳をつけて、 最後は勝利する。 信仰者とは 最高に「誠実」な人間の 異名である。 「一念三千」の 仏法であるから、 心は、 すべて通じていく。 言葉一つ、手紙一つ、 電話一つにも、 真心を込めていくことだ。 そこから 一切は開けていく。 自分のいる場所から 友情を結ぼう! この地元には 不幸を寄せ付けない! わが地域に 希望を広げよう! その一念を込めた 誠実な対話の 積み重ねによって、 広宣流布の 現実の土台は築かれる。 そして、それが、 そのまま、地域の発展に 連動していくのだ。 広宣流布とは、 特別な「大きなこと」を することではない。 今の自分にできる 「小さなこと」を、 地道に粘り強く一つ一つ 行っていくことである。 目の前の「一人」に 同苦し、励ます。 今できる 「一つ」の行動に、 誠実に、 張り切って取り組む―― それは、誰もが直ちに 実践できることなのだ。 日本も世界も、 激動と不安の中にある。 誰もが心から信頼できる 何かを求めている。 だからこそ、私たちは、 目の前の一人を大切にし、 相手の仏性を信じ、 確信を持って語るのだ。 粘り強い大誠実の対話は、 悪意や偏見も打ち破る。 確かな友情を結び、 仏縁を広げていくのだ。 |