創価桜の大道を朗らかに
21年04月04日

桜に恩師を思う。不二の誓いが湧き上がる。これが、池田大作先生の真情である。桜花舞う1958年(昭和33年)4月2日、第2代会長・戸田城聖先生は、池田先生に広布の松明を渡し、58歳の生涯を閉じた。

東京が例年より早く桜に染まった3月下旬、池田先生は都内を回り、桜をカメラに収めた。写真は国立劇場(千代田区)の「ジンダイアケボノ」。東京・調布市の神代植物公園で誕生したことから、この名が付いた。ソメイヨシノよりも赤みが強く、伝染病にもかかりにくいことから、“新世代の桜”として注目を集める。
「4・2」から「5・3」へ、季節は巡る。舞う桜と共に、我らの新たな師弟旅、勝利劇が始まる。
池田先生の言葉
偉大な師匠をもてる人は
幸福だ。
「師弟」とは、
親子以上の、
人間の究極の絆である。
そこには策もない。
要領もない。
本当の生きた魂と魂の
触発であり、交流である。

戸田城聖先生と共に、
私はいつも歩んでいる。
私の頭からは、
瞬時たりとも、
師の面影が消えない。
永遠に、
師とは一体である。
永遠に、
師弟は不二である。

私の人生は、
恩師に捧げた人生である。
恩師ありて、
今の自分がある。
本当に幸せだ。
この師弟の道を、
まっすぐに
走り抜いてきたゆえに、
すべての労苦は今、
世界一の栄誉となって、
満開の桜のごとく
花開いている。

「創価」とは、
また「創華」である。
それは、
遙かな万年の未来へ、
人類平和と
価値創造の人華の園を
広げていくことだ。
万人が、苦悩と不幸の
冬を乗り越え、
人生の勝利の春を
謳歌しゆくことだ。
わが創価の宝の城は、
御聖訓のままの
苦難を生き抜き、
勝ち抜いてきた、
師弟の誇りと民衆の
歓喜の桜花で彩られた、
永遠の桜の城なのである。

我らの前には
「師弟の大桜」が咲き誇り、
晴れやかな「創価桜」の
大道が広がっている。
さあ、
正義と勇気の前進だ!
君たち、貴女たちよ、
対話の春を
舞いに舞いゆけ!
朗らかに、
自身の凱歌の花、
民衆の勝利の花を
咲かせよう!