“語らいの春”を軽やかに
21年03月14日

赤やピンク、紫、黄色……。色とりどりの花々が咲き誇る。1993年(平成5年)3月、池田大作先生がアメリカ・サンフランシスコでシャッターを切った。

この年の1月、池田先生は北南米の平和旅へ出発。約2カ月間で6カ国9都市を訪れた。大学や学術機関で記念講演を行ったほか、アメリカ公民権運動の母ローザ・パークス氏や、ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁など、各国の識者・指導者と会談。平和で公正な地球社会へ、心通う語らいを弾ませた。
さあ、行動の春が来た。「春」を表す英語「spring」には、「跳躍」「ばね」との意味もある。弾む心で希望の語らいを広げ、友情の花を満開に咲かせよう。
池田先生の言葉
励ましとは、
落胆を
勇気に転ずる力である。

苦しみに
打ち勝つためには、
何よりも
励ましが必要なのだ。
励ましは勇気の母となる。

対話という
鏡に照らされて、
人は他者を知り、
自分を知る。
対話が、自己の殻を破り、
境涯を拡大するのだ。

対話で大切なのは、
「よく聞く」ことだ。
「聞くこと」は
「学ぶこと」であり、
それだけ世界が広がる。
尊敬の心をもって、
誠実に接していけば、
対話は自然に弾む。
心を通わせていくために
対話はあるのだ。

自分のいる場所で、
自分の身近な縁に
目を向けて、
そこから、
勇気の対話の一歩を
踏み出すことだ。
ここで戦うと
腹を決めれば、
会う人、縁する人に
向き合う一念が変わる。
自分の祈りが深まれば
相手も環境も変わる。

人間は
人間の中で磨かれ
鍛えられる。
一人の
真の友人ができれば、
すごいことだ。
その向こうには、
何人もの友がいる。
誠実に一人また一人と、
「善の連帯」を
広げるのだ。
そこに実質的な
広宣流布の拡大がある。

春だ。花咲く春だ。
生命輝く春だ。
希望の春、
生き生きと伸びゆく春だ。
さあ、わが友よ、
創価の生命の陽光を
輝かせながら、
足取りも軽やかに、
勇んで打って出よう!