壮年は王者の風格で立て 21年02月28日 |
![]() 窓の外は一面の銀世界だった。青天の下、白雪の冠を戴いた伊吹山が一段と存在感を増して見える。2000年(平成12年)3月、関西指導を終えた池田大作先生が、中部へ向かう新幹線の車中からカメラに収めた。 滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山は日本百名山の一つ。『古事記』や『日本書紀』にも記され、古来、人々に敬われてきた。風にも雪にも動ぜず、厳として輝きを増す姿は、学会の壮年部の英姿と重なる。 来る3月5日は、壮年部の結成55周年。第2回本部幹部会は「全国壮年部幹部会」として開催される。 さあ、春がやって来る。“広布の黄金柱”の誇りも高く、威風堂々の大行進を開始しよう! 池田先生の言葉 壮年は、 一家の大黒柱である。 社会の黄金柱である。 人生経験が豊富で、 社会の信頼を 勝ち取ってきた壮年が、 地域建設に立ち上がる時、 広宣流布は 大きく加速していく。 壮年部は、 職場でも、 学会の組織においても、 師子王の心で、 信頼厚き 「幸福責任者」 「勝利責任者」となるのだ。 一個の男として、 何があろうが、 自分は逃げない、 責任を果たしてみせると、 勇気を奮い起こす時、 汝の本当の力が現れる。 我ら壮年は、 自らが礎となり、 石垣となり、柱となって、 永遠に崩れざる 人材城を築き上げ、 青年たちに 譲り託していくのだ。 いかに 時代が揺れ動こうとも、 厳然と勝利へ 指揮を執っていくのだ。 これほど 不滅の人生はない。 わが壮年部の友は、 打ち続く障魔の嵐の中、 私と共に 広布の道なき道を 切り開いてきてくれた。 自らの試練も、宿命も、 断固と勝ち越え、 生き抜いてこられた 百戦錬磨の同志だ。 不思議にも、 今この時に居合わせ、 苦楽を分かち、 勇猛精進する戦友だ。 さあ、壮年の出番だ。 信頼する 創価家族の父たちよ! いかなる強敵にも怯まぬ 無敵のスクラムを組んで、 師弟の大道を戦い進もう! 「王者の風格」をもって 世界広布新時代の開拓へ、 元初より誓い願った 今生の勝ち戦に、 いざ 打って出ようではないか! |