恐れなく進め、わが青年よ 21年01月31日 |
![]() 一隻の船が、水面を蹴って進んでいく。両岸には、陽光を楽しむように、緑の木々が輝いている。1981年(昭和56年)5月、池田大作先生がロシアのモスクワ運河を走る船上から撮影した。 この訪露の折、池田先生は青春時代から親しんだ文豪トルストイの家と資料館を訪れている。 最晩年までペンを握り続けた文豪は書き残した。「人生とは、変化し、成長し、限界を広げることである」(『レフ・トルストイ全集 88・89』テラ出版社<ロシア語>) さあ、あすから「伝統の2月」。「第1回青年部幹部会」も、2月6日から配信される(同14日まで)。人間革命を目指して、青年と共に、青年の心意気で前進しよう! 池田先生の言葉 青年は、未来の希望だ。 青年が情熱の炎を燃やし 理想に生きる 社会の前途は、 大きく開けていく。 青年が時代を創る。 青春時代は、 「決意の根」を 鍛え上げる時である。 じっとこらえて 「今に見よ!」と、 負けじ魂で決心と挑戦を 繰り返した人が、 栄光の未来を 勝ち取ることができる。 世界広布の流れは 間違いなく進んでいる。 それも急速に! ならば、我らは 変化を厭うのではなく、 若人を先頭に、 現在の変化の中に、 「人間の幸福と 平和のために」という 立正安国の精神性を 打ち込んでいきたい。 今日ほど 青年の熱と力の糾合が 待望されている 時代はあるまい。 わが青年部が、 満を持して、 今再びの「拡大」に 挑む時が来たのだ。 それは、人間革命による 自らの境涯の拡大である。 また、勇気の対話による 友情と仏縁の拡大である。 「師匠のために」と思えば、 勇気百倍、 無限の力がわいてくる。 この無上の人生を 与えられたことに、 報恩感謝は尽きない。 妙法は不老不死であり、 わが師弟の誓いも 不老不死である。 だから 幾十星霜を重ねようが、 常に若々しく 生き抜いていける。 仏法には、何一つ、 失われるものはない。 すべての行動が、 すべての誓いが、 最後は幸福と勝利へと 結実していくからだ。 君よ、動ずるな! 君よ、恐れるな! そして、君よ、 大胆不敵に 人生を生き抜き給え! |