生き抜く力はわが生命に 20年12月13日 |
![]() 黄色のミモザ、赤紫のキンギョソウ……。色鮮やかな花々の中に、オレンジ色のアマリリスの大輪が、ひときわ輝いている。2010年(平成22年)3月、池田大作先生が都内でシャッターを切った。 人は皆、生老病死から逃れることはできない。しかし、寒風すさぶ試練の冬に耐えるからこそ、幸の花咲く春の喜びを知る。妙法に生き抜く人は「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)。御書にはまた、「妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり」(947ページ)と。妙法は、万人に具わる“生きる力”を引き出す大法である。 苦難と戦う友と家族に、真剣な祈りと、温かな励ましを届けよう。共々に福徳と勝利の人生を目指して。 池田先生の言葉 病気をした人は、 その分、 人のことを思いやれる。 慈愛が深まる。 病気は、 いろいろなことを 教えてくれる。 死を見つめたり、 生きる意味を考えたり、 人生のかけがえのなさが 見えてくるものだ。 すべて、 より高い人生の頂へと 登っていくための 通路なのだ。 教科書なのである。 生命には 「生き抜く力」がある。 「治す力」がある。 それを引き出す 最高の「大良薬」が 妙法である。 病気を 宿命転換の好機と定める。 その強き一念が、 一切の障魔を破り、 幸福への軌道を広げる。 人間誰しも 病気になることはある。 肝心なのは 「病気に負けない」ことだ。 「強い心」「負けない心」が あるかぎり、 人間は、すべてを プラスに転じていける。 大切なのは、 生きているうちに、 どれだけ「生命の質」を 高めることができるかだ。 長く生きることだけが、 長寿ではない。 大切なのは、 きょう一日を、 広布の前進とともに 悔いなく 生ききることである。 いくつになっても、 生きる目標を 胸中に燦然と 輝かせていくことだ。 たとえ病気になっても、 心は生き生きと!―― 絶対に負けてはいけない。 戦う心まで 病魔に 食い破られてはならない。 人生の勝敗は、 途中では決まらない。 最後に勝つ人が、 真の勝利者なのである。 |