
ピンク色のじゅうたんを敷き詰めたように、一面に咲くレンゲソウ。初夏の陽光に照らされ、いっそう輝いていた――。1980年(昭和55年)5月、池田大作先生が岐阜市内でカメラに収めた。
中国では、古くから生薬として使われてきたレンゲソウ。花言葉の一つ「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」も、その薬効が由来とされる。
6月は、創価の女性の月である。4日は女子部の「世界池田華陽会の日」、そして10日は「婦人部の日」。あす6月1日から“婦女一体”の「希望の絆 女性月間」がスタートする(同30日まで)。
悩みや不安を抱える友に温かく寄り添い、励ましの力で“自他共の幸福の花園”を広げていこう。
池田先生の言葉
時代は、
女性のもつ
しなやかな創造力、
優しさ、温かさ、
人間味などが
社会に反映されることを
求めている。
物や効率ばかりを
追うような社会から、
心の通う人間らしい
社会に戻していくには、
女性の力が
不可欠なのである。
女性の聡明な笑顔、
生き生きとした
声の響きこそ、
皆に勝ち進む活力を
みなぎらせていく
源泉である。
女性こそ
平和の担い手であり、
生命尊厳の世界を築きゆく
偉大な使命をもっている。
女性を大切にし、
女性の意見を尊重する――
そうすれば、
世界は、
より良い方向へと
変わっていく。
女性は、
いくつになっても、
自分らしく花を
開かせることができる。
心にしっかりとした芯を
もっている人は、
時とともに輝いていく。
そのためにも、
何か、自分を進歩させる
目標をもつこと、
さらに人のため、
社会のために
尽くしていくことが
大切である。
女性には命を育む
「慈悲」がある。
生活に根差した
「智慧」が光り、
堅実に生きる
「忍耐」があり、
一歩も退かぬ
「信念」が燃えている。
世界一、宇宙一の妙法を
持ち弘めゆく女性は、
この社会で
最高に尊貴なる
宝の方々だ。
「法華経の師子王」を
持った女性こそ、
時代・社会の最先端をいく
一人一人なのである。
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