祈りから希望が生まれる2020年3月15日


春の陽光に照らされ、黄色い菜の花が一段と輝いていた今月3日、池田大作先生が都内でシャッターを切った
菜の花の花言葉に「快活」「明るさ」と。冬を越えて生き生きと咲き薫る姿は、不屈の祈りを根本に、悩みを飛躍のバネにして生きる、創価の友の雄姿と重なる。


インド独立の父マハトマ・ガンジーは言った。「祈る人間には退却というものはない」(保坂俊司ほか訳『私にとっての宗教』新評論)
あすは、3・16「広宣流布記念の日」。広布誓願の祈りをさらに深めつつ、心豊かに向上と充実の日々を歩んでいこう。

池田先生の言葉


祈りは、
人間の人間たる
崇高な証しである。

無宗教だという人も、
何か祈っている。
「苦境を脱したい」
「よりよく生きたい」
「家族を守りたい」などと
強く欲するのは、
人間として
本然的な心である。

思いやりも、
友情も、
祈りから始まる。
祈りこそ、
人間と人間を
結びゆく力である。

我らの祈りは、
「人間革命の祈り」だ。
人や周囲が
変わってくれるのを
待つのではない。
強盛な一念で
自分自身が変わり、
その波動を広げるのだ。
我らの祈りは、
「自他共の幸福の祈り」だ。
あの友も、この友も、
共々に
仏の生命を開きながら、
絶対に幸福を
つかんでいくための
原動力なのだ。
我らの祈りは、
「誓願の祈り」である。
広宣流布の大願へ、
拡大と勝利を誓い、
自ら行動を起こし、
実現していくのだ。

希望を自ら生み出す
原動力こそ、
「南無妙法蓮華経」の
唱題行である。
題目の力は無限だからだ。
題目を唱えた瞬間から、
自身の一念を変革し、
希望の明日を
創り開いていけるのだ。

日々、自分のなすべき
具体的な目標を
明確に定めて、
一つ一つの成就を祈り、
挑戦していくことだ。
その真剣な一念から、
智慧が湧き、
創意工夫が生まれ、
そこに成功がある。
つまり、「決意」と「祈り」、
そして、「努力」と「工夫」が
揃ってこそ、
人生の勝利がある。