
まばゆい太陽の光が、雲海に降り注ぐ。そのかなたに富士山のシルエットが浮かび上がった――。2000年(平成12年)11月、池田大作先生が東京から福岡に向かう機中、カメラに収めた。
今年も巡りくる3・16「広宣流布記念の日」。
生涯の願業である75万世帯の弘教を達成した第2代会長・戸田城聖先生は1958年(昭和33年)のこの日、富士を仰ぎつつ、池田先生をはじめとする6000人の青年たちに、「創価学会は宗教界の王者である」と宣言し、広布の一切を託した。
さあ、希望の太陽を胸中に輝かせ、広布と人生の最高峰を目指しゆこう。青年と共に、青年の心で――。
池田先生の言葉
青年には未来がある。
青年には、
無限の力がある。
ゆえに、青年を育成し、
青年を大事にし、
青年に
バトンタッチしていく
流れを
着実につくったところは、
会社も、社会も、国も、
全部、成功する。
あらゆる世界で、
未来を決定づけるのは、
すべて後継者である。
青年には
進取の気性がある。
活力が溢れ、
柔軟性に富んでいる。
新しい歴史を開くのは、
断じて青年だ。
戸田先生、
そして私の思いは、
この青年を愛し、
信ずる一心である。
先輩は、
伸びゆく後輩を
大切にすることだ。
後輩は、
先輩のよいところを
見習って、
大いに
力をつけていくことだ。
全員が
尊き使命を持った
地涌の菩薩である。
全員が偉大なる
広宣流布の同志である。
我々には何一つ、
差別はないのである。
若さは、
いかなる苦難も
悩みも失敗も、
前進の力に変えていける。
若さには、
人生の至宝の
勇気と情熱がある。
誠実と真剣さがある。
ゆえに、
勇敢なる信心で
偉大な誓願に立つ人は皆、
青年といってよい。
いよいよ、これからだ。
心まで老けてはいけない。
たとえ、年をとっても、
皆が青年らしく進めば、
未来は盤石だ。
日本中、世界中に、
青年が躍り出ている。
青年を増やすことが
広宣流布である。
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