「生命の力」に限界なし 2020年2月02日


鮮やかに咲き薫るボタンの花。古くから「百花の王」と称されてきた通り、気品と風格が漂う。先月20日、池田大作先生が都内でカメラに収めた。

花は、自らの生命を燃やし、“今いる場所”で精いっぱいに咲くから美しい。人間も同じだろう。大いなる理想に向かって、懸命に努力し続ける人は美しい。
学会伝統の2月。かつて池田先生は「二月闘争」を振り返り、こうつづった。「我らの勇猛心には、限りはない! 我らの行動にも、限界はない! そう命に定め、広布の大理想を描いて前へ進めば、我らの勝利は無限に開かれるのだ」と。
さあ、満々たる生命力で対話を広げ、幸福の大輪を咲かせよう。
池田先生の言葉
冬は、鍛えの季節である。
試練に負けないで
力をつける時だ。
草花や木々たちも、
動物や昆虫たちも、
凍てつく
寒さに耐えながら、
春を迎えるために、
一生懸命に
準備をしている。
未来に、どのような
才能の芽を伸ばし、
そして勝利の花を
咲かせていくか。
そのための芽生えは、
自分自身の心の中にある。

「自分には無理だ」などと
決めつけては
絶対にいけない。
生命には
宇宙大の力がある。
それを引き出すのが
妙法である。
「必ずできる!」と
固く心に決めるのだ。
一心不乱の祈りと行動が、
限界の壁をつき破る。

苦労しているから、
人に寄り添える。
悲哀に負けないから、
嘆きの友を励ませる。
悩める人を
幸福にするために、
自らが悩みを乗り越え、
勝利の実証を!――
これが広布に生きる
師弟の誓願である。

「自分のことを
思ってくれる人がいる」
――その手応えが、
苦悩の人の生命空間を、
すっと広げてくれる。
他人や世界と
“共にある”という
実感があれば、
必ず
立ち上がることができる。
それが
生命のもっている力だ。

強盛な祈りで立ち上がれ!
題目は師子吼だ。
滾々と勇気が湧き、
満々と生命力が漲る。
さあ、いよいよ、
これからだ!
人間の中へ、
民衆の中へ、
勇んで飛び込み、
大誠実の力で、
我らは勝利していくのだ。