「東京凱歌」編(下) 21年06月26日 |
汝の勝利は 確かなり! 勝つことは新しき前進の活力 ![]() 〈1973年(昭和48年)5月5日、豊島の記念撮影会で〉 「大勝利、おめでとう! また、ありがとう! 新しき前進への活力とは何か――それは、勝つことです。勝利は、新しき希望を生み、新しき勇気を育みます。ゆえに、一つ一つの課題に勝ち続けていくことが、広宣流布の原動力となります」 (中略) さらに、「勇気と団結の豊島」「友情と行動の豊島」「教学と全国模範の豊島」との三指針を示したのである。 (第17巻「民衆城」の章、305~306ページ) いざ築かん! 友情の万里の長城 ![]() 〈73年(同48年)2月4日、山本伸一は、戸田城聖の出獄の地・中野の同志のもとへ〉 “まさに、中野こそ師子の大闘争が開始された、広布誓願の原点の地だ”(中略)伸一は言った。 「戸田先生の師子の精神を受け継ぐ中野の皆さんは、学会員の誰からも“中野の同志がいれば、大丈夫だ”といわれる人材の山脈を、また、友情の万里の長城を築いていってください。そして、全員が社会にあって、それぞれの分野で第一人者となり、見事なる信心の実証を示していただきたい」 (第17巻「本陣」の章、45ページ) 一人一人が地域広布の責任者! ![]() 〈73年(同48年)3月29日、目黒の記念撮影会で〉 「人間は、受け身であれば、本当の力は出ません。人に言われて動いていたのでは、生命の躍動もありません。 自分が地域広布の責任を担うのだと決めて、自ら進んで行動を起こすことです。主体者として立つことです。それが地涌の菩薩の生き方です。そうすれば、歓喜が湧きます。力が出ます。 いかなる立場であれ全員が目黒の責任者です。いや、私と同じ、会長の自覚をもってください」 (第17巻「本陣」の章、89~90ページ) 道を切り開く自発・能動の信心 ![]() <79年(同54年)9月15日、狛江を訪れて> 狛江市も、隣接する調布市も、住宅地として開発が進み、人口は増加の一途をたどっているという。(中略) 「ここも未来が楽しみだ。皆で力を合わせて、新しい歴史を創ってほしいね」 広宣流布は前代未聞の大業であり、道なき道を開き進む労作業である。その道を切り開くには、人を頼むのではなく、皆が自発・能動の信心で、一人立つことである。 (第30巻<上>「雌伏」の章、163ページ) 後継の弟子が新時代の突破口を ![]() 大田には、伸一が生命を削るようにして築き上げた黄金の歴史が無数にある。まさに、かけがえのない創価の精神の宝庫である。 (中略) 師匠が、先人たちが、築き上げてきた敢闘の歴史は、その心を受け継ぎ、新しき戦いを起こそうとする後継の弟子によって、今に燦然たる輝きを放つのだ。 伸一は、大田の同志には、あの「二月闘争」の指揮を執った若き日の自分と、同じ決意、同じ自覚、同じ情熱をもって、新時代の突破口を開いてほしかった。 (第22巻「新世紀」の章、9~10ページ) 共に描こう! 民衆凱歌の大絵巻 ![]() <57年(同32年)8月7日、荒川の同志との打ち合わせで> 「誰が本気になって権力から庶民を守るのか。また、誰がその力をもっているのか。創価学会しかありません。(中略) 学会が強くならなければ、庶民がいじめられてしまう。それではかわいそうです。民衆を守るためには、学会が強くなるしかない。(中略)荒川で、大折伏戦を展開し、広宣流布の東の錦州城をつくろうではありませんか。永遠なる民衆勝利の大絵巻を、私と共につづりましょう!」 (第17巻「民衆城」の章、253ページ) 試練の時こそ自らを鼓舞し前進 ![]() <79年(同54年)12月26日、足立に思いをはせて> 「皆さんには、断じて幸せになってほしい。そのための信心であり、学会活動だ。だから試練の時こそ自らを鼓舞し、広宣流布の庭で必ず勝利の花を咲かせ、見事な幸の果実を実らせてほしい。 どうか、足立の皆さんに、『日々、お題目を送っています。自分に勝ってください。宿命に勝ってください。広布の戦いに勝ってください。そして、幸せの花薫る勝利の人生を!』と伝えてください」 (第30巻<上>「雌伏」の章、185~186ページ) “題目をあげる人には敵わない” ![]() 〈68年(同43年)10月19日、北区・東十条の北会館での座談会で〉 山本先生を座談会に――それが合言葉となり、皆の唱題にも一段と力がこもった。(中略)その祈りが、本当に叶ってしまったのである。(中略) 伸一は言った。 「今日は、当初は別の座談会に出る予定でいたんですが、時間の関係もあり、最終的に、ここにお邪魔することになりました。(中略)きっと、みんなで祈っていたんだろうね。題目をあげている人たちには敵わないね」 (第13巻「北斗」の章、193ページ) ああ感激の同志あり 一、おお東天に 祈りあり 元初の生命の 曙は 春の桜の 匂うごと 喜び勝たなん 力あり 二、おお中天に 燦々と 日天我等を 護らんと いざや戦士に 栄あれ 汝の勝利は 確かなり 三、夕陽をあびて 尊くも 地涌の友等は 走りゆく 彼方の法戦 満々と ああ感激の 同志あり 四、夜空に満天の 星座あり 満たせる胸は 高鳴りて 仏の使いに 誇りあり ほまれの東京 光あれ |