明日はきっとよくなる!

2016年6月25日、創価世界女性会館にある「母」の歌碑の前で、ピアノ演奏する池田先生と笑顔で見守る香峯子夫人(東京・信濃町で)
本年5月3日は、「創価学会母の日」制定35周年。今回の「希望の指針――池田先生の指導に学ぶ」は、新装なった『女性に贈ることば365日』(潮出版社、2022年刊)から、励ましの言葉を紹介します。同書は、“日めくりカレンダー”のように、1日1ページずつ、366日分(うるう年を含む)の珠玉の激励が収められています。
「楽観主義で生きよう」
【一月十二日】
心の置き方ひとつで決まる。「楽観主義で生きよう」と決めれば、逆境も苦難も、人生のドラマを楽しむように、悠々と乗り越えていくことができる。
心の窓を大きく開いて、希望の青空を仰いで生きることだ。「明日はきっと、よくなる!」――と。(21ページ)
永遠に続く冬はない!
【二月四日】
苦しい時は、この闇が永遠に続くような気がするものです。しかし、そうではない。冬はいつか必ず春になります。永遠に続く冬はない。
誰よりも苦しんだあなたが、誰よりも人の心がわかるあなたなのです。誰よりもつらい思いをしたあなたは、誰よりも人の優しさに敏感なあなたのはずです。(45ページ)
思いやる心は自分から
【三月十日】
人を思いやる心は、相手によって生まれてくるものではなく、まず、自分の心の中に築き上げるものである。
鏡に向かってお辞儀をすれば、鏡の自分もお辞儀をするごとく、自分自身の心が、相手の心を呼び醒ましていくのだ。(81ページ)
踏まれても踏まれても
【四月二十六日】
タンポポは、なぜ、踏まれても、踏まれても、負けないのだろうか。強さの秘密は、地中深くに伸ばした根っこだ。長いものだと、地下一メートル以上にもなるという。
人間も同じであろう。悪戦苦闘を耐え抜き、自身の人生の根っこを、何ものにも揺るがぬ深さまで張った人が、まことの勝利者だ。(129ページ)

誰が見ていなくとも、懸命に咲くタンポポを、池田先生がカメラに収めた(2001年5月、東京・八王子市で)。5月3日の誕生花の一つでもあるタンポポ。先生は、踏まれても、踏まれても、けなげに咲くその姿について、こうつづっている。「どんな困難の嵐も乗り越え、あの地でも、この地でも、朗らかに対話の花を爛漫と咲かせる広布の母たちの姿と、重なってならない」
全てを変える大地の力
【五月三日】
母の力は大地の力である。
大地が、草木を茂らせ、花を咲かせ、果実を実らせるように、母は、いっさいを育む創造と教育の大地である。その大地が、ひとたび動けば、すべては変わる。
母が家庭を変える。
母が地域を変える。
母が社会を変える。
母が時代を変える。
そして、母が世界を平和へと変えていくのだ!(138ページ)
正義の雄弁で勝利する
【六月十七日】
正義の女性の雄弁に、かなうものはない。
真剣な女性の声に、勝るものはない。(184ページ)
また立ち上がればいい
【七月五日】
誰しも転ぶことはある。転んだら、また立ち上がればいい。
立ち上がって、まっすぐ前を向いて進んでいくことだ。
青春に、取り返しのつかない失敗などないのだから!(204ページ)
病気さえも糧とできる
【八月三十日】
「病気になって、初めて人生について深く考え始めた」という人は少なくない。病気になって、改めて家族の大切さ、愛情の大切さに目覚めることも多い。
病気さえも人生を豊かに彩る糧としていくことができる。(261ページ)
「ありがとう」と声かけて
【九月二十八日】
「ありがとう」は奇跡の言葉である。
口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。(291ページ)
どんな時も太陽は輝く
【十月十二日】
何があっても、「私は太陽なんだ!」と悠然と生きることだ。
もちろん、曇りの日もある。しかし、曇っていても、太陽はその厚い雲の上で変わらずに輝いている。苦しい時も、心の輝きを失ってはならない。(307ページ)
師匠を求め抜く一念で
【十一月十八日】
師を慕い、師に近づこうと努力し続ける一念こそが、自分自身に限りない成長をもたらす。(345ページ)
あなたは素晴らしい人
【十二月七日】
いちばん大事なことは、どんな場合でも「自分なんか、ダメだ」と思わないこと。自分をいじめないこと。自分で自分を励ますことです。落ち込んでしまった自分の心を、自分で「よいしょ」ともちあげることです。
あなたは素晴らしい人なんだから、そんな素晴らしい自分をいじめてはいけない。人が何とけなそうが、関係ない。(366ページ)
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