
首里城の石垣(1988年2月、池田先生撮影)。先生は、「我らの手で/ここに/永久平和の堅塁の砦を/崩れざる幸の楽園を創りゆこう」と
永遠の人間勝利あれ!
沖縄よ
おお 沖縄よ!
いつも光り輝く
飛び立つ鳥たちを
友としながら
人々を愛し
謙虚にして博学な
静かにして勇敢な
自らが偉そうにせず
すべての誉れを
人々に授けようとする
快活にして
人間の光に包まれた
友たちよ!
彼らには
一人寂しく
生きることはない。
皆が協調し
助け合い
降り注ぐ月の光と共に
雨に打たれゆく花々と共に
緑滴る草木と共に
常に爽やかに
そして力強く
楽しく生き抜く
鋭き瞳よ!
沖縄には
空虚なものは
どこにもない。
恐れるものも
どこにもない。
寂しきものも
どこにもない。
緑があり
そして花があり
さらに海があり
常に香しき
多くの薫りを
そよ風の翼に乗せながら
まき散らしてくれる
天地よ!
◆◇◆
我らは
無限の凄まじき
信仰と勇気を持っている。
ゆえに常に
自然体のままでありながら
そこには
自負と栄誉が
漲って輝いている。
誰人よりも
幾千万倍も威力を持ち
英知を持ち続けて
光の国に生きている。
沖縄よ
沖縄よ!
もはや
嘆き苦しむ時代は去った。
我らが
人生を満たしながら
どこにも境もなく
平等に
仕事をし 生き抜く
理想の天地だ。
生まれる時も
死する時も
一切の不調和を越え抜いた
理想的な調和のとれた天地で
魂が呼吸し合う
秩序ある完全な人生を
送り抜いていくのだ。
沖縄よ
勝利者の仏国土
沖縄よ!
沖縄に
永遠の栄光あれ!
沖縄に
永遠の歓喜あれ!
そして
沖縄に
永遠の人間勝利あれ!

1992年2月、第1回SGIアジア総会・平和音楽祭の後に行われた野外記念交歓会(沖縄研修道場で)。池田先生は“世界の懸け橋”である青年らに、祝福の紙吹雪を投げ掛けた
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