四国 2021年09月22日

第7回は、四国の同志に詠んだ「不滅の大城 永遠勝利の四国」(2001年)です。

夕日に染まる瀬戸大橋(1994年11月30日、池田先生撮影)。この日、先生は同大橋を渡り四国へ。12月4日には、第5回四国総会・第1回徳島栄光躍進総会に出席し、「『希望の大橋』『勝利の大橋』『栄光の大橋』を、四国から全国へ、全世界へ」と呼び掛けた

「志国」は不滅の大城!
おお四国!
おお志国!
我々にとって
誉れ高き
不可分の栄光は
永遠に
堅固な大城が
四国にあることだ。
いや
四国自体が
不滅の大城なのである。

◆◇◆

厳然たる勝利の鐘が
あらゆる嘆きを
打ち破って響く。
その生命の胸中を
流れゆく血潮にまで
満々たる決意が躍動する。

我らの四国は
永遠に勝利の四国!
不敗不滅の四国!

私たちは嘆きの歌を
永遠に歌わない!
声高く歌うのは
馬上も豊かに
地獄を抑え
観念の天国の存在を抑える
真実の哲理の歌だ。

それは
永遠に大宇宙とともに
厳然として実在する
仏界という
宇宙究極の法則と
人間の真髄とが
合致した世界である。

その歌は
天国のように
遠くにあるものではない。
きらびやかな
王宮にあるものではない。
変哲もない
一日一日の我が身に
脈々として湧き上がる曲だ。

◆◇◆

耐え難い苦難の山々があっても
風の前の塵などに
埋もれることなく
正々堂々と
新しき生命の因果の
壮大なる善意の累積を
無量無辺の遺産として
最後の落日を眺めるまで
輝き残すのだ。

君よ!
親しき友らに
そして
縁深き 我が一族に
勝ち誇った宝冠を
残し給え!
三世に光り輝く
ピラミッドのごとく
黄金の金字塔をば
幾千万年の後まで
君よ 残しゆけ!
偉大なる四国の君よ
残し給え!

池田先生と香峯子夫人が激務の合間を縫って、香川・四国池田文化会館からほど近い高松市内の香東川へ(1993年12月3日)。白鷺が舞う紅葉の風景をカメラに収めた