広布史アルバム⑫ 平和の暁鐘を打ち鳴らせ 2020年12月18日 |
![]() 20世紀最後の本部幹部会となった第52回「本部幹部会」(2000年12月14日、大阪・豊中市の関西戸田記念講堂で)。関西代表幹部会・関西女性総会の意義が込められた同幹部会では、師と共に関西の歌「常勝の空」を合唱した。 記念すべき12月14日は、その後、「関西女性の日」に。今月14日、同女性総会から20周年の佳節を刻んだ <2000年(平成12年)12月8日、アジア歴訪の平和旅を終えた池田先生は、関西へ。世界宗教として、21世紀を大きく飛翔するための訪問である。 14日、20世紀最後となる本部幹部会が、関西代表幹部会・関西女性総会の意義を込めて開催された。席上、先生は婦人・女子部に万感のエールを送った> 聡明な女性の周囲には「平和」と「和楽」の勢力が、だんだんと、できあがっていく。大聖人は、「女子は門をひらく」(御書1566ページ)と仰せである。 広宣流布の永遠の前進にあって、「福徳の門」を開き、「希望の門」を開き、「常勝の門」を開くのは、女性である。なかんずく女子部である。 一家においても、女子部の存在は、お父さんも、お母さんも、そして、きょうだいも、自然のうちに引っ張っていく不思議な力を持っている。 <先生は幹部会で、2001年から始まる「第2の七つの鐘」の構想に言及。広宣流布の遠大な未来を展望しつつ、21世紀の100年間を異体同心の団結で前進し、一人一人が「永遠の勝利者」として輝くことを望んだ> 世界は今、新しい世紀、新しい千年の夜明けを告げゆく、高らかな「平和の暁鐘」を待ち望んでいる。弱々しく、もの悲しい哀音では、人々を覚醒させることはできない。汝自身の中に眠る、尊極なる生命に皆を目覚めさせていく、鮮烈な「哲学の鐘」が必要なのである。 あらゆる人々を、平和の方向へ、希望の方向へ、幸福の方向へ、繁栄の方向へと和合させ、団結させていく鐘は、どこにあるのか。力強く、勢いのある、妙なる歓喜の響きは、どこにあるのか。心ある世界の知性は、それを創価学会の「人間主義の鐘」に求め始めた。 21世紀の100年間、創価学会は、さらに「異体同心の団結」で、勝利のスクラムを組みながら、すばらしき前進の歴史をつくってまいりたい。(中略) 戦いぬいた魂は永遠である。また、後継の青年がいる。お子さんや、お孫さんがいる。 日蓮大聖人の仏法の「永遠の証明者」として、また「永遠の勝利者」として、誉れ高き大福運を積んでいっていただきたい。 ![]() 第52回「本部幹部会」の席上、池田先生・香峯子夫人に関西創価学会の「最高栄誉賞」が贈られた。先生は夫人にかけられた、関西の同志からの“真心のメダル”を手に取る。幹部会では、関西の同志に和歌を詠んだ。「大関西/断固と築けり/常勝の/大城 輝き/三世に不滅と」。先生と関西の“師弟の絆”は、創立100周年へ、一層、輝きを増す |