広布史アルバム⑪ 本物の弟子よ立ち上がれ! 2020年10月31日 |
「本物」の弟子よ 立ち上がれ!![]() 2001年11月12日、巣鴨の東京戸田記念講堂で開催された「11・18」を慶祝する本部幹部会。新世紀第1回の関西総会・北海道栄光総会、男子部・女子部結成50周年記念幹部会の意義を込めての集いでもあった。会場の後方には、初代会長・牧口常三郎先生と第2代会長・戸田城聖先生の肖像画が掲げられ、集った創価の同志を見守る <11・18「創価学会創立記念日」――この日は、日本中、世界中で、広布をわが使命とする同志が、心新たに立ち上がる日である。 21世紀が開幕して最初の創立記念日を祝賀する本部幹部会。席上、池田先生は厳粛な師弟の精神について語った> (吉田)松陰には本物の弟子がいた。使命の弟子がいた。高杉晋作、久坂玄瑞ら、そうそうたる弟子たちが師匠の「仇討ち」に総決起し、明治維新へと時代を大きく動かし、新しい日本をつくりあげていったのである。 広宣流布の前進にあっても、“本物の弟子”がいるかどうかが問題なのである。 私は、牧口先生、戸田先生の師弟の姿に、「人間の究極」「仏法の究極」「歴史の究極」を見る思いがする。戸田先生が「水滸会」の会合の折、こう言われたことが忘れられない。 「八畳一間から始まった松下村塾の松陰門下の手で明治維新は達成された。学会も、中核の青年がいれば、いな、一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」と。 その「一人」とは、だれであったか。だれが戸田先生の教えのごとく、命がけで、世界にこの仏法を弘めてきたか。私は、“その一人こそ自分であった”との誇りと自負を持っている。 ゆえに、本物の弟子である私に続く人間こそ「本物」なのである。後世のために、あえて明確に言い残しておきたい。 どうか、青年部の諸君は、峻厳なる「創価の三代の師弟の魂」を、断じて受け継いでいってもらいたい。 その人こそ、「最終の勝利者」である。またそれこそが、創価学会が21世紀を勝ち抜いていく「根本の道」なのである。 <小説『新・人間革命』第30巻(下)「誓願」の章は、この本部幹部会の場面で幕を閉じる。先生はつづった 「さあ、共に出発しよう! 命ある限り戦おう! 第二の『七つの鐘』を高らかに打ち鳴らしながら、威風堂々と進むのだ」 学会創立90周年から100周年へ――師匠と共に、「新・人間革命の世紀」を創るドラマは続く> |